一面のトップをKawasaki が飾っている。

今年も世界耐久レースでは『カワサキフランス』が2018-2019の年間王者に輝いていて、ずっと以前から耐久レースの世界では、カワサキは確固たる地位を築いていたのだが、何故か鈴鹿だけが勝てなかったのである。

『kawasaki Franceが、耐久世界チャンプになっても、スズカで勝てないばかりに、日本では、オールカワサキとして、盛り上がらなかつたこと、欲求不満の世界チャンプだつたこと、些か苦い思い出でした』
同じ耐久レースでも、8時間と24時間では全然その性格は異なるのだろう。
★振り返ってみると、カワサキは元来『耐久レース』にはいろいろご縁があり、
カワサキが正規にロードレースに進出し、カワサキとして大槻幸雄さんが監督、田崎雅元助監督という初めての監督を指定してレースに臨んだのは、1965年6月の鈴鹿アマチュア6時間耐久レースだし、このレースで初めて金谷秀夫が歳森康師とのコンビでレースデビューしているのである。
そういう意味で、今年の優勝はホントによかったと思っている。